AAJA NACHLE(その2)
遂にマードゥリ復活第一作、AAJA NACHLEが公開されたようだ。本編を劇場で撮影したらしいビデオと公開直前にインドのテレビに出演したマードゥリのビデオをtorrentで落として見たが、心配を吹き飛ばすほどにマードゥリは相変わらず美しい。40歳になったはずなのだが、衰えるどころかますます美しい。私の中では、現時点のマードゥリであっても古今東西、史上最高の美人である。というか、本当に神の化身かもしれない。
映画自体の評判はそれほど高くないようだ。しかし、そんなの関係ない。この映画はマードゥリへのリスペクトを示す、復活祭のようなものだからだ。とにかく嬉しい。これからはどんどん映画に出てほしい。恐らく人格的にも素晴らしいものを持っているのだろう。共演者が語る尊敬の言葉、そしてマードゥリの声や一挙一動がマードゥリを輝かせる。
マードゥリが本物のプロだなあと思うのは、全く出し惜しみをしないところにある。先月のテレビ番組でもスタジオで踊りだしてしまう有様で(普通はこれほどの名声を確立した大御所大女優が、ゲスト出演した番組で多くのダンサーを前にして踊るなんて考えられない)、そういう乗りの軽いところが大好きだ。30歳を超えてもへそを出して踊るし、本物の大蛇と絡むことも厭わない。キスシーンだってやってしまうし、太腿を露にするようなインド人的には相当恥ずかしいはずの衣装も、胸をダクダク突き出す踊りもやってしまう。ところが何をやってもいやらしくならない、常に高貴で健康的な絵になってしまうのがマードゥリマジックである。色気がないということではなく、品位があるというか、王女のような気高さというか、要するに生活臭が全くなく、宝石を見ているような感じなのだ。アイシュワリアもそういう感じを目指しているようだが、彼女の場合は花の香りが匂い立つ感じにはならずなぜか無機質になってしまう。アイシュワリアは、イシュケミーナやカジュラレのようなチョイ悪でコケティッシュな役(ボンドガールにぴったりだ)こそが最高だと思っているのは私だけではないはずだ。アイシュワリアにはMehbooba Mehboobaのヘレンを目指してほしい。
持って生まれたものが違うのか、幼少時からのカタックの訓練がそういう優雅さを生むのかは分からないが、こういう気品を感じさせる女優はマードゥリ以外にはRekha(レーカー)くらいしか思いつかない。そしてマードゥリがレーカーを超えている理由は、演技も踊りも出し惜しみをしないで何でも挑戦してきたことにあると思う。そういう人生に対する姿勢が人間の限界を打ち破り、神の領域の作品を生み出してきたのだと思う
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