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2008年4月

SPAMを食う

スパムと言えば迷惑メール。その由来は、アメリカ軍人が戦地で連日スパムを食わされ、「またスパムか・・」とぼやいていたことだと言う(コメディアンがテレビCMでスパム、スパム!と連呼していたからという説もある)。

そのスパムとは何か。缶詰の豚肉である。ほとんどハムだが、味はコンビーフに近い。規模の大きいスーパーで時々見かけるのだが安くもなく(一缶400グラムで400円くらい)、買わずにいたが好奇心を抑えきれず、ついに買って食ってみた。

注意書きにあるようにスライスしてフライパンで焼いてみた。スパムメールのイメージだと大変まずそうだが、厚切りハムのようで意外にうまそうだ。こんがりいい色になったのでビールのつまみに食ってみる。ん、・・・。塩辛い。見た目より塩分が相当多そうだ。コンビーフを食っているような濃厚な塩味と脂の感覚。とりあえずマヨネーズをかけたのだが、それすら余分であるかのような味の濃さ。パンと一緒でないと耐えられないかもしれない。決してまずくはないのだが、味が濃すぎるのだ。確かにスパムだ。連日はきついだろう。

一缶を出して、厚さ5mmくらいにスライスしたものを一切れで十分だ。つまり、一缶で10日は味わえる。というか、数年に一度食うだけで十分かもしれない。もう一度言うが、決してまずいわけではない。しかし、とてつもなくくどい。迷惑メールをスパムと命名したセンスは、これ以上ないほどドンピシャ、である。

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チベット問題

政治がらみのネタは、理屈を超越して反感を買うことが多いので余り書きたくはないのだが、書きたいことができてしまった。

中国である。中国の人と一緒に仕事をしたこともあるし、一緒に飲んだこともある。非常に優秀だしモラルも高いし、(気が強い人もいるが、)私の知っている中国の複数の人は気配り上手で人柄も素晴らしかった。日本人が失ってしまった何かを持っているし、尊敬もしている。

しかし、あの女性の外務省広報(というのかな?)である。チベットのデモを反逆者と断定し、ダライラマを罵倒する。北朝鮮のニュースを見ているようで驚いた。中国はそんな国だったのかとがっかりした。確かに、国家戦略的にチベット自治区を完全支配することは重要だろう。中国の血で歴史を塗り替える伝統文化のようなものも他国から理解されにくいことではあるだろう。しかし、北風と太陽の寓話が示すように、力あるいは資本力による支配は得策ではない。中国一国しかないなら話は別だが、グローバル化の時代に国際的な批判にも晒される。もっとうまいやり方があるはずなのだ。

個々の中国の人は非常に優秀で人柄も素晴らしいのに、中国政府はなぜあんな、国際感情とかけ離れたことを言い放つのか、そこに大きな失望を覚えた。

蛇足だが、中国政府は今でも、文化大革命は正しかったと思っているのだろうか? 青海チベット鉄道を通して、チベット文化を見世物にして文化を破壊することは文化大革命と同じ発想のようにも思える。

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