旅行・地域

国宝投入堂

日本の遺産、いや資産を見て感心するのは規模が小さいにも拘らず巨大な宇宙を感じさせることである。飛鳥の石舞台古墳などギザのピラミッドの石一つ分くらいの規模なのだが、なぜかロマンの広がりを感じさせる。ピラミッドと比べたら流石に気の毒だが、何時間でも空想できる存在感を放っている。アートというのは大きさではないことを思い知らされる。

そして、投入堂。本当に小さい建物だがコンセプトが素晴らしい。有り得ない場所に有り得ない時間存在し続けている。有り得ないものを見てしまった驚きがある。何度見ても面白い、いつまでも見ていたい、この世のものとは思えない建築である。巨大な自然を小さい空間で表現するのは日本独特の技術なのかもしれない。盆栽、庭園。美はディテールに宿ることをクリエイターはよく理解しているということだ。この伝統は今はフィギュアという世界にも繋がっている。投入堂も規模がどうこうというよりも、建物が発するリズム、ストーリー、重量感、そういうメッセージに引き込まれる。大きさというのはそういう要素の一つであり、大きい方がインパクトはあるが、小さいからこそ成立する美というものもある。投入堂は極限の限られた空間にあるからこそ逆に巨大な存在感を見るものに投射する。この建物に匹敵するのは世界ではトルコのメテオラ修道院くらいしかないのではないか。誰が考えたのかわからないが、考えた本人の想像を遥かに超える時間、そして遥かに超える感動を未来に向けて発散し続けるに違いない

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富士山に地震雲?

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今朝カーテンを開けると富士山を中心として怪しい雲が出ていた。これは地震雲ではないのか? ネットで調べてみると、こういう雲は気象条件によっては発生することがあるので地震雲でないことも多いらしい。しかし、地震雲である場合も確かにあるということ。地層がずれた時に地中から電磁波が出て帯電した雲を整列させるというような原理のようだ。

で、地震は地震雲が出てから二日後くらいに起こることが多いということ、そして、地震雲が交差するところが震源になるということ、だ。
ということは、富士山が震源? 噴火? もしそういうことが近いうちに起こったらこのブログは超有名になるかもしれない(^-^)

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世界の絶景ナンバー1

先日のテレビ番組では絶景ナンバー1をホテルエベレストビューから眺めるヒマラヤにしていたが、この番組は毎年ナンバー1を決めているので当てにならない。本当の絶景はどこか考えてみた。

世界の絶景をすべて見たわけではないので断言はできないが、私が今まで見た中で、息を呑むというか、絶句したのはノルウェーのプレーケストーレンだ。絶景と言う言葉の定義にもよるのだが、単に素晴らしいだけでなく想像を絶するありえないスケールのものを見た驚きと言うかインパクトの強さではヒマラヤ山脈を上回ると思う。ネットで検索すればその写真を見ることができるが、落差600mの崖が垂直にそそり立ち、その崖の上がなぜか広々としたステージのようになっている。そこに観光客がたくさんいるのだががけっぷちには手すりも何もない。私は崖っぷちへ近づくことができず、体を完全に伏せて這いながら何とか首を出して下をのぞく事が出来たのだが、なんとその淵に座っている人がいたりする。後ろからどん、でまっさかさまである。一体どういう神経をしているのか。その人を見ているだけで怖くなる、そして下を見るともっと怖くなる、とんでもない絶景であった。フィヨルドの一部で、ハイキング気分で簡単に行けるので、ヨーロッパ旅行ではオススメのポイントである。

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青海チベット鉄道の衝撃

ラサに最新鋭の鉄道で行ける・・・・。NHKスペシャルで青海鉄道の全貌を見た。ラサと言えば、バックパッカーならば一度は夢想する秘境の一つである。行きたいが要する日数の多さとその困難さの前に行くことを断念する、カイラス山のような存在である。そのラサに快適な鉄道で行けてしまう、そしてその道中は標高5000mというこれまた魅力的な経験が付いている。

簡単に行ける事は素晴らしいことのはずである。このことに対して不快感を感じるのは今までバックパッカーが独占してきた聖地が一般の観光客に荒らされるから、という利己的な理由は確かにあるかもしれない。しかしこれは恐らく素晴らしいことでない。

そもそもラサへは道路は通じていたのだから車の騒音もあるし一定の環境破壊もあった。だから二日に一度の鉄道が通ったところで環境とか騒音の面では劇的に変わるわけではない。だから一気に自然の破壊が進むわけではないのだと番組を見ながら安心したのだが、安心は長くは続かなかった。車内に中国人ビジネスマングループが乗っており、ラサにデパートを作るなどと言っているのだ。自然破壊はなくても文化の破壊がある。そっちの方がもっとたちが悪い。チベットの文化こそが価値だからだ。中国政府は経済的な面だけではなく文化的にチベット民族を併合してしまうことを狙っているのだろう。鉄道によって伝統的なチベット文化が消滅することは非常に残念だ。

次に旅行者の視点。鉄道の旅は魅力的だ。私もスイスの氷河特急に乗ったことがあるが全般的にヨーロッパの鉄道が素晴らしい中でも最高に素晴らしかった。しかしその素晴らしさは鉄道の旅というカテゴリーの中での相対的な素晴らしさである。自然の空気を楽しみ、自分の健康を確認し、写真を撮ると言う山歩きの楽しさとは比較できない。それらすべてが欠落しているからだ。一番のストレスは写真をしっかり撮れないことである。車内からだとブレてしまうしガラス越しだし窓に面していない場所は見えないしあっという間に走り去ってしまうので気に入った構図にじっくり取り組めない。高地に自分の脚で行けない理由がある人にとってはもちろん価値はあるが、そうでなければやはり歩かないとだめだ。青海鉄道は高山病対策のため何と飛行機並みに密閉し気圧を0.8に保つのだと言う。窓は開かないし下車もできない。だから高地の空気は味わえないしガラス越しの風景しか見ることはできない。しかも自分の意志とは関係なくどんどん進む。山歩きの楽しみは気に入った広々とした空間に寝転がったり座ったりして雄大な景色の前で一人でボーと時間を過ごすことにある。だから何日も歩いていくと言うと無駄な時間のように聞こえるがそっちにこそ本質的な楽しみがある。事業を興すこと、仕事をすることと似ている。密室の中に閉じ込められて目的地に運ばれて行くことは交通としての意味しかない。最初は乗ってみたいと思ったが、26時間の間、目的地に到着するまで一度も下車できない列車に乗りたいという気持ちは今はない。

鉄道とは関係ないがこの番組を見て驚いたことがある。国道沿いに五体倒地で歩いて進む人たちの額のたこだ。ヒンドゥーや仏教では額に万物を見通す目があるとして女性は印をつけたりするし、仏像でも丸いものが描かれる。それが何なのかわかったような気がした。五体倒地を何ヶ月もしていると額が地面にこすれて額の中心にたこができるのだ。これが悟りの目が開いたということではないだろうか。第三の目の由来はこれに違いない。しかし彼らがトラックやバスがビュンビュン走る国道を進まなければならないのは不憫だ。車のない土の街道こそがふさわしい。道のないところを進むのは迷う可能性があるので道路沿いに行かざるを得ないのだが何とかならないものか。私は車の騒音が大嫌いである。だから休みに遊びに行くときは車のない南の島や山奥を好む。車がないということではベニスも素晴らしい。世の中の道路はすべて地中に埋めるべきだと真剣に考えている。そうすれば地上は静寂に包まれ、安全で快適な素晴らしい世界になる。

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世界の絶景100選

世界の絶景100選という番組があり、圧勝したのはネパールのホテルエベレストビューからのエベレストを含むヒマラヤの絶景であった。

ん・・・・・・。唸るのは理由がある。この十数年、休みの旅に世界のあちこちに出かけ、面白いもの、素晴らしいものを探してきた。行き着いたのは、ネパール、この何年かはヒマラヤにどっぶり浸かっている。NHK行ってみたい世界遺産のトップがマチュピチュというのは普通の反応だろう。しかし、行ってみればわかるが世界最高峰のエベレスト、世界遺産サガルマタ国立公園が一般的な意味で世界で一番素晴らしい場所であることは疑いようがない。山が世界一なのはもちろん、その周囲の自然の素晴らしさ、人々の生活の素晴らしさ、人の優しさの素晴らしさ、そして何と言っても圧倒的な規模と高さと広がりと美しさの山脈のスケール感。どう考えても最高に決まっている。しかしそれが今までほとんど知られていなかった。

番組を見た人はわかるのだが、実はホテルエベレストビューに行くのは簡単ではない。成田からバンコク、バンコクからカトマンズ、カトマンズからルクラ、ルクラからエベレストビューがあるシャンポセまでは飛行機とヘリコプターで全く徒歩なしで到達可能である。しかし、カトマンズからルクラまではいい。カトマンズからシャンポセ、あるいはルクラからシャンポセをヘリで飛ぶと悲惨なことになる。エベレストビューは3800mにあるので高山病になる。高山病なれば命がかかる、食事も食べられない、景色を見て楽しいどころではない。だからルクラからヘリで飛ぶことは全く勧められない。歩くしかない。しかし、この歩くと言うのがとてつもなく楽しいのだ。歩いて2日でつくのだがこの2日で見る光景、感じる空気こそが生きている実感、生きる喜びだ。歩くこと、自然に接することがこれほど幸せなことなのか、改めて感じ入る。その素晴らしさがテレビで紹介されてしまったことがショックだ。

去年まで、その道筋は実に簡単だった。カトマンズまでも、ルクラまでもたやすく飛行機のチケットが前日に取れた。しかしこれからはそうも行かないだろう。誰も知らなかった最高の世界を自由に出来たこれまでがラッキーすぎたのかもしれないが、これから予約が不可能になってしまったら、本当に残念だ。せめて、あの自然が開発などされずに素朴なまま残って欲しい

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飛行機

飛行機に乗ると不調になるものが二つある。ipodと私の頭である。ipodはなぜかバッテリーが赤になり、フリーズしたり曲がどんどんスキップされたり異常な状態に陥る。壊れたかと思って諦めるのだが、地上に降りてからもう一度ONにすると全く正常に戻っている。そんなことが何度もある。電気系統に酸素は関係ないはずだから気圧が下がっても影響はないはずだ。ならば電磁波の影響なのか。謎である。

もう一つ、飛行機でワインか日本酒を飲むと到着後に必ずひどい頭痛になる。6時間くらいのフライト、ビールばかりでは飽きるので(なら飲まなければいいのだが)、つい赤ワイン! 冷酒! を頼んでしまうのだが、ANAの素晴らしいCAさん達は「飲みすぎ、もう水しか持ってきません」とはもちろん言わず、望みどおりに何でも持ってきてくれる。私はウイスキーやブランデーは飲まないし、ワインや日本酒も360mlを一本飲むくらいである。その前にラウンジ~離陸後でビールは4本くらいは飲んでいるだろうか。そんな少量では地上では何も起こらない。眠くなって寝るくらいだ。しかし飛行機は違う。着陸頃からだんだん頭痛が始まり、タクシーに乗って気持ち悪くなりホテルにチェックインした後は地獄だ。到着後にうまいものを食いに行くはずがベッドから起き上がれない。うなされながら朝を迎える。そして回復する。

低気圧だから悪酔いするのだろうか。いつも「これからはビール以外飲まない!」と心に決めるのだが、なぜかそんな時に限ってCクラスにアップグレードされたりして美酒の誘惑に負けるのである。飛行機恐るべしだ。

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リゾート

Dscn0065_4 出張の合間にこんなところに行ってきました。写真だけを見るといかにもリゾート、犬までリラックスしていますが、実のところそんなに快適ではなかったのです。まずここまで行くのにバスやボートの乗り換え、その間の徒歩、荷物を抱えて膝まで水に浸かっての島上陸、そして全身虫刺さされ、日焼けで肩が痛い、一人でつまらない・・・。楽しさよりも苦労のほうが勝っていたわけです。写真のカップルや犬がぐったりしている理由はそういうことだったのです。リゾートというのは海が素晴らしいだけではなく、そこに行くまでのプロセスも超快適でないとだめだんですね。そういう受け入れ態勢が整い、本人に金をばら撒く余裕がある、この二つが揃わないとリゾートは成立しないのです。その意味でここ、サメット島やボラカイ島は△、プーケットやセブは○、ハワイは◎ということは言えます。それからやっぱりリゾートは誰かと一緒でないと盛り上がらない。当分リゾートに行くことはなさそうです

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旅の友

18日間にわたる商品調査、タイ政府厚生省、多くの方への相談の旅を終えて昨日帰国した。中盤に政策や法律の壁で絶望的な気分にもなったが全般的に多くの出会いに恵まれ、一筋の道は開けた。なかなか収穫の多い出張(?)であった。途中気分転換のためにサメット島に遊びに行ったこともあるが、遊んでいるのだか仕事をしているのだかよくわからなくなってきた。起業というのはそういうものなのだろう。リアルで壮大なロールプレイングゲームをやっているようだ。

ところで、今回パナソニックのノートパソコン、レッツノートW5を持って行ったのだが旅の友としてとてもよかった。デジカメの写真もすぐ保存・確認できるし、商品のプロモーションVCDもその場で再生できる。毎日のメモやプレゼン作成もホテルで出来る。特に良かったのはインターネットカフェ(60円/1時間)で自分のノートパソコンに直接LANケーブルを繋げられることだ。ブックマークやパスワードの関係で自分のパソコンだととても使いやすい。飛行機の中ではパソコンに保存した最新の映画をいつでも楽しめる。ipodも持っていったので環境的には家にいるのに近い感覚でいられる。拠り所があるというのはいいものだ。これからは遊びの旅行でもW5を持っていくことにしよう。

ところで、今回ANAの特典航空券で行ったのだが、成田の新ラウンジといい、機内サービスといい、本当に素晴らしい。J○Lを使うときはストレスがたまったり口論になることが多いのだがANAはそういうことが全くない。むしろ予約等のために電話をするのが楽しみなくらいだ。恐らくANAの経営陣は自分たちが提供している価値が運送ではなく、(運送の過程で)豊かな時間を提供することだということをよく理解しているのだろう。スタバ、TIPNESSも好きなブランドだが、私が今一番好きなブランドはANAかもしれない。株でも買っておこうかな

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湘南について

なぜ湘南の人が湘南を愛するのか、また書いてみたいと思う。
昨日は比較的暑かったが、今日は寒いほど涼しい。窓を開ければエアコン要らずである。夜だけではなく昼でもだ。晴れているのになぜ気温が上がらないのだろう。今日の最高気温は27℃くらいだったのではないだろうか。リゾートにいるような心地よさだ。緑がたくさん残っているからなのだろう。コンクリートに覆われた都会とは違う。東京だって戦前は暑くなかったはずだ。こういう自然に包まれた快適さが海、富士山と一緒になり、素晴らしい住環境を生んでいるのだ。湘南を愛する理由はこういうところにある。ここに来て感じたのは湿度が高い、洗濯物が乾く時間が遅い、ことだが、それだけ水気があることが気温が上がらないことと相関しているのかもしれない。海や緑の気化で気温が下がるわけだ。

ところで、会社にも行かず一人でいると、何だか無人島に住んでいるみたいな感じだ。社会から断絶しているのだ。不思議な感覚だ。この感覚もあり、リゾートに滞在しているような気がするのかもしれない。湘南にいなければこういう感覚にはならないで病んでいたかもしれない。自然に抱かれているというのは大事なことだ

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